同じ作品の重複ページを退治。作品URLを1つにまとめて整理した開発の裏側
今回は、サイト内で大量に発生していた「同じASMR作品の重複ページ」を整理したお話です。1つの作品に対して1つのURLにまとめることで、検索エンジンでの評価が薄まるのを防ぐ仕組みに改善しました。
なぜ重複ページが発生していたのか
私たちのサイトでは、これまではASMR作品の「収録トラックごと」に別々のURLが作られる仕組みになっていました。そのため、同じ作品なのにトラックの数だけ違うページが乱立し、中身がほとんど同じページがサイト内にあふれてしまう「重複ページ」という状態になっていました。
実は、このような重複ページがたくさんあると、SEO(検索エンジンにサイトを正しく評価してもらい、検索結果に出やすくする仕組み)の観点で非常に不利になってしまいます。本来なら1つの作品として評価されるべきものが、複数のURLに分散して評価が薄まってしまうためです。
作品URLを1つにまとめる改修
この問題を解決するため、作品の正規のURLを「作品コード」を用いた1つのURL(/work/[作品コード])に一本化することにしました。
しかし、ただ新しいURLを作るだけでは、過去のトラック単位の古いURLにアクセスした人が困ってしまいます。そこで、古いURLにアクセスした場合は、自動的に新しいURLへ移動させる「恒久リダイレクト」という設定を行いました。これには、技術的に「308」というステータスコードを使い、検索エンジンに対しても「このページは新しいURLへ完全に引っ越しました」と伝える役割を持たせています。
例外的な作品への対応
ほとんどの作品は新しいURLにまとめることができましたが、中にはどうしても「作品コード」を持たない例外的な作品もありました。
これらについては、これまで通りの表示を残すしかありませんでした。ただし、そのままにしておくと再び検索エンジンから重複ページとして認識されてしまう恐れがあります。そこで、これら例外のページには「検索結果の索引(インデックス)から外してください」という指示(noindexという設定)を組み込む対応をとりました。
サイトの内部構造をきれいに保つことは、メディア一覧などからサイトを訪れる方にとっても、長期的に見つけやすくて快適な利用につながると考えています。
この日の学び
- サイトの評価を上げるには、まず「1つのコンテンツにつき1つのURL」に整理することが基本になる。
- ページの内容が重複していると、せっかくの作品に対する評価が薄まってしまう原因になる。
- 古いURLからのアクセスも無駄にせず、正しい場所へ引っ越しを伝える工夫が大切。